An Asian teller :)

2015.8~2016.6月までタイのバンコクに留学。自分の経験を踏まえて旅行者や留学生に必要な情報を届けたい。 ASEAN/ exchange student/ Thailand/ BKK/ travel/ food/ local life/ philosophy

タイ留学をおススメする理由  ~英語学習の実体験から~

Sawasdii kha!

私は、タイに・バンコクに・タマサート大学に留学してよかった!と200%の気持ちで思っているわけなのですが、

タイ語?英語?何語で会話・授業してたの?」とよく聞かれます。

 

結論からいうと、日常会話の9割・授業は100%は英語でした。

今回の記事では、タイ留学をおススメする理由を、英語が十分伸ばせるよ!という観点から説明したいと思います。

 

1.タイ有名大学の国際化

タイの有名大学は、国際化が進んでいます。

 

有名国立大学でいうと、チュラロンコーン大学(タイの東大)、カセサート大学(3番目)、マヒドン大学(医学部系でトップ)、チェンマイ大学(北部にある、地方大学トップ)、

私立大学でいうと、アサンプション大学、バンコク大学などが英語プログラムを開講しています。

 

私が通っていたタマサート大学(京大)にも英語プログラムがあり、教授もすべて英語で授業を行います。

政治科学部では、教授の7割がタイ人、残りの3割はアメリカ人、イギリス人、日本人などでした。

 

そうです。

タイにいながら、英語圏からきた教授の授業を受けることができるんです。

これは、タイ留学のオイシイところではないでしょうか。

 

私も実際にアメリカ人教授の授業をとっていましたが、まぁなかなかつらかったです。(笑)

その授業の前の日の夜は、嫌だ無理だばかり言っていたような気がします。(笑)

なんせよく考えさせ発言させる。期末レポートは、剽窃や引用割合を自動表示するアプリ(turnitin)で提出。で、引用割合がレポート全体の20%以上なら容赦なくF(不合格)。

この割合やアプリはアメリカ式。単位落としたらビザとかもやばいかも……と恐怖でした。(笑)

 

また、タイ人の教授に関しても、ケンブリッジやオックスフォード、イェールなど英米のトップ大学で修士・博士号を取得した人たちばかりです。

要は、英語での講義になんら支障がない教授たち。

それでも、ネイティブほど早口でしゃべるわけではないのでとてもわかりやすく、

学生の発言をよく待って聞いてくれます。

その分授業内容の理解度は高かったのではないかなと思います。

 

まとめると、タイの大学は国際化がかなり進んでいるなぁということ。

講義の言語として英語を使っているという点で、英語圏への大学留学となんら差がないといえますよね。

 

2.英語学習、非ネイティブからも積極的に学ぶべき

これは、私の持論ですが、日本で生まれて日本で初等・中等教育を受けた日本人が、英語を話さなければいけない直面に立たされた時、俄然非ネイティブから学ぶべきだ!と思っています。

 

なぜか?

非ネイティブの方が、英語が発音が聞き取りやすく、話すのも比較的ゆっくりである上、

こちらが何を・どのような単語を理解していないか、を理解してくれるからです。

 

例えば、英語に全くなじみのない人が、いきなりネイティブの授業を受けても

「速すぎる。何を言っているか聞き取れない。だから質問しようにもできない。もう説明済みのことかもしれないし、他の人の邪魔したくない。。」

「結局、これはこういうことを言いたかったんだ、、よ、、、ね、、?」

こうなるのがオチです。

 

またネイティブと会話をするとき、会話の主導権はほぼ100%あちらにある、と思ってます。

たとえば、話題を振ることや話題を変えること、

また質問して回答する時にかける時間、発話量・情報量は、圧倒的にネイティブが上です。

 

つまり、ネイティブとの話についていけたとしても、

どうしても受け身になりがちなのでは?、と私は思うのです。

 

一方、インターナショナルキャンバスに通うタイ人学生は、

 

1)高校時、1年間を英語圏で過ごした

2)英語圏の高校(NZ,AUS)に3年間いた

3)留学経験はないけど、高校3年間、タイのインターナショナルスクールに通っていた

4)小さい時に仕事の関係で外国に住んでいだ

 

のどれかに分類されます。いわゆる帰国子女です。英語、とっっても上手です。

 

だけど、英語が第一言語じゃない。

英語を話せずもどかしい経験をしている。

「アメリカに行ったとき、最初の1か月はYesかNoかしか言えなった。あまり話さない、おとなしい子だとホストファミリーに思われた。

でも違う、話さないんじゃなくて話せなかったんだよ~!」

 

こんな経験があるからこそ、タイ人学生はこちらが話すのをよく待ってくれる。

わかりやすい英語、すぐ使える言いまわしを使って話す。

このスラング知ってるか?!と教えてくれる。

発話量・情報量も、あまり変わらない。相手の英語レベルによっては、こちらが上になることも。

 

要するに、タイで英語はきちんと伸びるよ!ってことをここで言いたいのです。

 

3.留学生は世界各国からきている!

とは言っても、タイのインターナショナルプログラム。

世界各国、いろんな大学と大学間・学部間協定を結んでいます。

 

以下、私が出会った留学生の国籍を羅列してみます。

 

北米:アメリカ(主にカリフォルニア)、カナダ

欧州:ドイツ、フランス、スウェーデンフィンランドノルウェー、オランダ、スペイン、オーストリア

アジア・太平洋:日本、シンガポール、韓国、台湾、中国、インドネシア、オーストラリア、スリランカ

中米:プエルトリコエルサルバドル

 

思った以上にいろんな国から来ていますよね。

中でもアメリカのカリフォルニアから来た留学生に多く出会いました。

なんでもUC(University of California)がタマサートとのプログラムを組んでいるそうです。

UCLA(Los Angeles)やUCSB(Santa Barbara)、そして名門UCB(Berkeley)から来た留学生もたくさんいましたね。

頭いいなぁ、すごいなぁ、と思わされることが多く、良い刺激になりました。

 

また、カリフォルニア州自体、移民が多い場所です。

メキシコ系、ベトナム系、カンボジア系、フィリピン系、ラオス系、モン系、オーストリア系・・・

見た目だけでは、どのようなルーツか判断できません。

2世である彼らは、「僕の両親は英語が話せない」と言います。

だからこそ、こちらが英語に苦戦していても、見下すような態度を絶対とらない。

 

また正規のタイ人学生はかなり忙しいので、他の交換留学生と一緒に遊ぶことが多かったです。

アメリカ人を含め英語が上手な人たちと、交換留学生という同じ身分・境遇で生活できたこと。

タイ留学ならではのメリットだなぁと断言できます。

 

まとめると

1.授業は全部英語、教授も英語ペラペラ

2.タイ人学生は帰国子女

3.多様な国からきた留学生

 

英語圏の大学と同じ環境が、タイの大学の英語プログラムには整っています。

 

「とりあえずネイティブの授業をとる。」

「とりあえず英語圏にいく」

こう考えるのは、まったくナンセンスです。

 

留学を考えている人は、ぜひ一度、タイを検討されてはいかがでしょうか。

 

ではまたあした!

Khob khun kha :)