タイゴルファー100人が三重にきた話。
Sawasadii kha!
毎日更新するつもりだったのに、5日間も滞ってしまいました。。。ごめんなさい・・・
言い訳を話すと、名古屋&三重に行ってました!
なんと人生初の名古屋上陸です!
初日は、矢場とんや名古屋城・四間道・トヨタ博物館などの観光を楽しみ、
それ以降はタイ人ゴルファー100名の団体旅行にアテンドさせてもらっていました。
今回はそのアテンドについていろいろ書きます!
1.ゴルフって、なんて優雅なスポーツなんだ!!!
びーっくりしました。
実は人生初のゴルフ場だったのですが、もうなんというか、時間の流れがおっそいおっそい。
スピード感が要求されないスポーツに、生まれて初めて出会いましたね~。
スポーツというより、華道や茶道に似てるかな。
「たしなみ」という言葉が一番しっくりくる。
まわるときは約4人でひとつのカート?をシェアするわけです。
実際に打っている時間もそんなに長くはありません。
ゴルフが「紳士のスポーツ」であると知って「ふん、なーにが紳士だ!」とか思っていましたが、撤回です。
貴族のスポーツですね~ありゃ。
長時間日光に当たる分、ものすごい日焼けします。
その点、ビーチに行ってこんがり焼くこととなんら変わりません。
そう、それだ。ゴルフ場=ビーチという認識です。
とりあえず打ちっぱなしから入って、それなりにできるようになったら
ゴルフ場でプレーもしてみたいですね~。
2.豪華なタイ人メンバー
以前バンコクの人は相当な富裕層であることを書きましたが、富裕層の中でも中級~上級にいる人たちが今回のツアーに参加していました。
お金の使い方、半端なく荒いです(笑)
松坂牛の焼き肉屋では、ものすごい数をオーダーするし、
ゴルフ場に特設した日本酒試飲会場では、同じお酒を2本3本と平気で爆買いしてその日のうちにあけるし(お土産用ではなかったみたい)、
夜はホテルのフロントでギャンブルしてました。(笑)
それも1000バーツ(一番大きい単位の紙幣)だけを使って(笑)
それもそのはず、参加メンバーも豪華な顔ぶればかりでした。
前パタヤ市長・内務省前副事務次官・前警察庁副長官・前県知事・ゴルフ協会の会長・元駐英大使などなど・・・・
本当の意味で「タイの将来を左右する」人たちばかりでしたね。
でも、ものすごく上品で気さくで、良い人たちばかりでした。
日本人引率者の中ではきっと誰より若くて、「お前の身分はなんだ?」というかんじだったと思いますが、
私が仕切らなければいけない状況でも意見を言いつつ、みなさん協力的な態度でついてきてくれました。
あとはみんなとってもフレンドリーで、
「名前はなんだ」「これはなんだ」「写真撮って!このアングルで!」などなど
あちら側から声をかけてくれて、名前まで覚えてくれたのがすごくうれしかったですね~。
立場が上で経済的に豊かでも謙虚さがあって若い人にフレンドリーに話しかけられる。
私もこんな素敵なおばさんになりたいですね~
3.臨機応変に対応するって大事
当たり前のことなのですが。
臨機応変に対応するって、ものす~~~ごく大切です。
特に100名って尋常ではない数ですからね。
それも小学生や中高生なら指示だしや監督もそれなりに簡単だとは思いますが、
今回は自分より圧倒的に目上の外国人です。
言語の障壁(中途半端なタイ語)や私自身飛び入り参加したこともあり、
自分の無力さ・頭の回転の悪さ・脳のキャパの小ささなどなど
自分自身について気づかされることが多かったですね~。
それでも、10ヵ月タイ人と過ごしてきた分だけ、
受け入れ側のエージェント・旅行会社より、
タイ人や彼らの好みについて、よっぽど詳しく知っているな、と思うこともあったりして。
こうした方がいいのになぁ、と思うことがあっても、
飛び入り参加している身分だから言いづらいなぁと遠慮がちになったり。
なんというか、目上の人がやっていることが違うな、と思ったときに
あちら側を配慮しつつ私が思うベターな選択肢に相手を誘導するというか。
目上の人を動かすちからというか。
そんなものを身に付けたいなぁと思ったわけです。
私は自我が強くこだわることには頑固な方だと思うので、
自分が変わることで相手を動かすことができれば、自分自身もハッピーに仕事できるのかなぁと思いましたね~。
臨機応変に優先順位をつけて現場の課題を処理する。
そのためには、事前の準備と余裕のあるプランを想定することが大切なのです。
あとはお互いハッピーでいるためには、
少し怖い気持ちもあるけど、相手の不満を十分に聞いて、短期間にベターな方向に持っていくことですね。
ベストが無理なら、なぜ無理かも相手にうまく説明すること。
こういったビジネスにおいての人間関係も少しずつ勉強していきたいですね~。
頑張ります。
4.地域の対応
インバウンドツーリズムを通して「地方創生」が話題になっている今日このごろ。
今回のツアーでも、いろんな地域の特産品をタイ人たちに堪能してもらいました。
獲れたての牡蠣や貝類が楽しめる海女小屋。
ゴルフ場に特設された日本酒試飲会場。
松阪牛が食べれる焼き肉屋。
もちろんだけどゴルフ場。
富裕層だからか、観光旅行だからか、タイ人だからか。
どこに行ってもよく買いよく飲みよく食べていたなぁという印象をうけました。
一方で、100人の外国人、そして1人1人のはぶりの良さに対応しきれていない受け入れ側の対応は、今後の優先課題だなぁと思いました。
どの飲食店でも、100人の団体旅行、それも外国人を受け入れることに慣れていないのは明らかです。
タイ人は英語を話せるのに、オーダーするにも通訳が必要だし
そもそも英語のメニューがないから写真で選ぶしかないし
100人同時に行くから受け入れ側もパニック状態になります。
(東京ならまた違うんだろうなぁと思いますが)
普段、一気に客が入らないような場所を観光地化する時に
現地スタッフをどのようにトレーニングするか。
高度な「日本クオリティ」を裏切らないようなサービスを提供できるか。
いくら東京で高いサービスを提供できても、
地方で微妙なサービスだったらがっかりさせてしまいますからね~。
受け入れ側にもっと多くの経験と慣れが必要だなと思いました。
オリンピックまでに、もっとインバウンドが加速していると思うので
そのあたり地方も準備が必要ですね。
では今日はこのへんで。
khob khun kha!