私がタイに魅了された5つの理由
はじめまして!
これまで記事を書くだけ書いてはあげてはいなかったのですが、ゆっくり時間がとれるので改めてブログ始めようと思います。
私は、2015年8月から2016年6月まで、タイのバンコクにあるタマサート大学政治科学部に交換留学で派遣されていました。
帰国してちょうど1週間が経つ現在、率直に言うと、タイが恋しくてたまりません。
もちろん、日本の素晴らしさに気づかされることもたっくさんあります。(清潔さ、食事、交通etc)
そのあたりについては、また次回書くとして、
今回は、私のタイ好きポイントを5つ書きます!
1.タイ人は「幅」を知っている
「幅を知っている」とは?
簡単にいうと、安いお店にも高級なお店にも行くことができることです。
とりわけ私が通っていた大学は、優秀かつ裕福な家庭の子が通うような大学でした。
学生の車通学、プール付きの大きな一軒家に住む、メイドさんがいる、郊外のビーチに別荘がある、高校時1年間アメリカにいた、日本に過去3回は行った・・・
などが当たり前のような環境にいる学生ばかりです。
そんな彼らとたまーにごはんに行くと、一食400バーツ(約1300円)平気でかかったりします。(ちなみにバンコクでは、屋台一食35バーツで済ませることができるので、一食300、400バーツがいかに贅沢かわかると思います。)
一方で、普段タイ人の友達とアパートの周りの屋台や学食でごはんするときは、一食35バーツのごはんを食べます。
ショッピングでも同じことが言えます。
Louis Vuitton やGucciなどブランドもののカバンを持っていたかと思えば、ナイトマーケットで調達した手ごろな価格の服を着ていたりします。
高級レストランしか行かない、ブランドしか着ない、ではなく、
屋台でも食べる、マーケットでも買う、からこそ、裕福だけれど嫌味ながなく好印象を受けました。
この「幅」があるからこそ、私にとってタイ人は親しみやすかったのかもしれません。
2.天気・気候
バンコクに関していえば、1年中晴れです。
6月から10月ごろまでがは雨期なので、午後の3時間ざーっと雨が降りますが、止んだらまた晴れます。なので1年中晴れだ、という都合のよい解釈をしてます。(笑)
気温は、年間だいたい30度くらい、2月に1週間ほど冬がやってきて16度を記録しました。あれは極寒で寝れなかった。
そして3月末、4月、5月にかけては1年で一番暑い夏がやってきます。これは暑くて寝れなかった。
さて、こんな気候の何が良いか?
洗濯物が干せること、そしてくつや洋服を気にしなくていいことです。
とにかく暑いので、いつ洗濯物を干しても早くて2時間・遅くて6時間後には完璧に乾いてます。
雨の日に、部屋干しをする必要もありません。雨の後に干せばいいだけなのです。
そして、くつは基本的にビーサンでOKです。
日本にいると、「今晴れてるけど予報では雨だからレインシューズはくべきか?でもこれだとガチすぎる…」「日中暑いけど帰るときは冷え込む、コートどっちにしようかなぁ」などと考えなくてはなりません。あぁ面倒くさいなぁと思います。
タイでは道が日本より汚いことに加え、雨期はどうせ足元が濡れます。そして1年中、夏です。
なのでビーサンに夏服を着るのがベストチョイスです。
洗濯物、くつ、洋服に関してごちゃごちゃ悩む必要がない国。とってもらくちんでした。
3.タイ人は素直!
タイ人は、何に関しても、すごく素直だなぁと思います。
例えば、休日のレストラン。
どの店が人気でどの店が不人気か、一目瞭然です。
寿司ビュッフェには行列、隣の焼き肉料理屋はガラガラなど。
安いor美味しい店には行列ができ、美味しくない店には人が集まりません。
あとは、レストランで食事をしていても、「ここはいまいちだ。この値段なのにこの量しかない!」などとハッキリ言います。
授業では、「質問すれば評価に加点されます」と教授が言った瞬間、
みんなが一斉に手をあげます。え、さっきまで寝てたのに、なんて子まで。
まるで中学校に戻った気分でした。
思ったことを素直に、ダイレクトに言う。フォローもなにもいれない。
でも、全く悪いように聞こえない。
タイ人と過ごすことに、居心地の良さを感じた理由の一つです。
4.小さなコミュニティができる
自分が住んでいるアパート周辺で、タイ人学生以外の人ともある種のコミュニティが形成されたなぁと思います。
たとえば、近所のセブンイレブンの店員さん。
いつからだったかも思い出せないくらい、自然に仲良くなってました。
最初に名前を聞かれてからは、入店するたびに「ご飯食べた?」「どこ行ってたの?」「今日何やってるの?」と声をかけてくれるようになりました。
「今日はこれが安いよ!買う?」「Buy one get one free!」などといった営業までちゃっかり。(笑)
あとは、屋台のおじちゃんおばちゃんたち。
10ヵ月も同じ場所にいると、あちらも顔を覚えてくれて、いつ行っても笑顔でご飯を作ってくれます。
毎朝揚げパンを売っているおばちゃんは、帰国日にご飯に連れていってくれました。
そして、どんな観光地にあるきれいなお店の料理より、家の近所で食べたタイ料理が一番おいしくホンモノだったなぁと思わけです。
一緒に過ごした、と言えるほど時間を共有したわけではない。
でも、タイ語も話せない部外者の私にフレンドリーに接してくれた。
あぁタイに戻りたい、と思わせてくれる理由のひとつです。
5.物価が安い
これはきっと、いろんなところで聞く話。
以下、1バーツ=3.5円くらいで計算してみてください。
★屋台編
屋台のもちごめ 5バーツ、焼き鳥 10バーツ
屋台一食 35バーツ
ビール瓶 50バーツ
学食 35バーツ
スムージー 35バーツ
トムヤムクン 150バーツ
ちょっといい日本食チェーン 80~120バーツ
大戸屋(高級日本食ポジション) 300バーツ
とにかく食べものが安い。
屋台に関しては、不当に安いなぁと思うくらいです。
★交通費編
フェリー 14バーツ
バス市内まで 13バーツ
タクシー初乗り 35バーツ、ドンムアン空港まで 250バーツ
アユタヤ遺跡・フアヒン(王室リゾート)までのミニバン 60バーツ
チェンマイ(タイの古都)までのバス 420~600バーツ
カンボジアの国境のまちまで 200バーツ
ドミトリー・ツインルーム 250バーツ/泊
マッサージ 200~300バーツ/hour
なんとバンコクからチェンマイまで、飛行機で往復1250バーツです。
宿も北部を旅行した時は、ツインで平均250バーツで泊まりました。友達と2人なので、一人一泊115バーツ(400円くらい)です。シャワーやトイレは共同だけど、清潔だしクオリティも全然悪くないです。
これだけ安いと、本当に旅行しやすい。
週末を利用して気軽にビーチに行けちゃうのです。それも一年中ずっと。
あ、3連休だ、旅行に行こう!という気分にさせてくれる国でした。
マッサージが安いのも嬉しいですね。なかなかよくていつも爆睡してしまいます。
いかがでしたか?
私がタイに魅了されちゃった理由、知ってもらえると嬉しいです。
これ読んでいきたくなった人~、エアアジアで一緒に行きましょう。(笑)
はい、おーわり。
Khob Khun kha :)